おすすめのスコーンの保存方法と温め直し方について

お店ではスコーンをお買い上げくださった方に“おすすめの保存法&温め直し方”の紙をお配りしています。

お客様からは「冷蔵庫に貼っています」と言っていただけたり、お役に立てて嬉しい限りです。

そのまま常温でも美味しく召し上がっていただけるレシピで作っておりますが、
温め直していただくとバターや粉の香りをより強く感じ、外がサクサク中がふんわりとして焼き立てのような味わいになるのでオススメしております。

スコーンの温め直し方について紙だけでは説明が足りていないところもあり、こちらに詳しく書こうと思います。
こうしなければ美味しく食べられない!温め直し絶対必要!という事ではありませんので、ご参考程度にお読みいただければと思います。



<保存方法>
スコーンは時間が経つと水分が抜けていってパサパサになっていってしまいます。
できる限り早めにお召し上がりになることをオススメいたします。

・お買い上げの翌日までは常温保存でOKです。
・翌日以降にお召し上がりの場合は冷蔵庫で保存し、3日以内にお召上がりください。
・冷凍保存可能です。保存期間は2週間くらいです。

※スコーンは他の食材の匂いを吸収しやすいので、冷蔵冷凍保存の際は一個づつラップで包み、密封できる容器や袋に入れて保存してください。

※気候が高温多湿の時期には、できる限り常温保存せずに冷蔵冷凍保存してください。

<温め直し方>
オーブン、トースター、レンジ、魚焼きグリルなど
食パンをトーストするのと同じ方法でリベイクしてください。
背丈がある分とても焦げやすいので、様子を見ながら温度や焼き時間を調節してください。
アッツアツにするよりも、ほわっと中がほんのり温かいくらいがオススメです。

常温保存の場合

袋やラップを外して、オーブン200℃で5分、またはトースターで2~3分焼いてください。

魚焼きグリルでも可能かと思いますが、大変焦げやすいです。
アルミホイルに包んで温めることをおすすめいたします。

オーブンもトースターもない場合には、電子レンジでほんの10~20秒、中がほんのり温まるくらいがおすすめです。かけすぎてしまうとふにゃふにゃになってしまうので注意です。

冷蔵保存の場合

ラップをしたまままずレンジで10~20秒ほどかけてスコーンの中心部のみを温めます。
その後、常温保存と同じくトーストしてください。

冷凍保存の場合

冷蔵庫へ移して解凍し、その後冷蔵保存と同じ方法で温め直してください。
※常温解凍は風味が落ちるため、お勧めいたしません。

解凍し忘れた!解凍時間を待っていられない!という時は、ラップをしたままレンジでスコーンの中心部のみが温まる程度30秒~40秒かけて解凍し、同じ様にトースターやオーブンで焼いてください。

※レンジにかけすぎるとふにゃふにゃになり、冷めた後に石のようにカッチカチになってしまうので、レンジで解凍するときは様子を見ながら少しづつ時間を足してかけてください。

ポイント

・時間、温度は目安です。お使いの製品によって時間と温度を調節してください。
・トースターの電熱線から遠い位置(うちのトースターですと一番奥)にスコーンを置くと焦げずにうまくできます。
・冬の寒い時期は常温保存でも冷蔵庫で保存したかの様にスコーンの芯まで冷えているので、レンジで中心部温め工程を追加することをおすすめいたします。



私はせっかちな性格なので温め方法に電子レンジを使って時間短縮をしています。
レンジを使わずに、オーブンやトースターで焼いたあとにそのまましばらく5~10分程度庫内で保温し中心部まで熱が行き渡るのを待つ方法もあります。

焦げ防止のためアルミホイルに包んで焼き直す方法もあります。こちらですと外側もしっとりと温め上がります。
個人的には外側がサクサクとするのが美味しいと思っているので、ホイルには包まない方法で温めています。


 

スコーンの温め直しが完了しました。

紅茶と一緒にお好みでジャムやバターやクリームを添えてお召し上がりください☺︎

素敵なティータイムをお楽しみください♪